■投資の脱炭素マーケット.com
From. Yuki Ueda
脱炭素社会には欠かせない、
「カーボンクレジット」というものがあります。
簡単に説明すると、CO2を吸収することで得られる権利で
CO2排出を帳消しにできるものです。
例えば、ある企業が森林と工場を所有していたとします。
森林が吸収したCO2量をカーボンクレジットにすることで
工場から排出されるCO2と相殺させることができます。
つまり、その企業は総じて
CO2を排出していなかったことにできるのです。
このように、カーボンクレジットは
「CO2を削減した証明」として使用され、
世界的にCO2の排出が制限されはじめた昨今では
このカーボンクレジットに注目が集まっています。
さて、そんなカーボンクレジットの一種である
「ブルーカーボン」とは、島国日本にとって
どのような利点があるのでしょうか?
海のブルー

ブルーカーボンのブルーとは
「海」の意味です。
単純にCO2は、酸素などと比べて水に溶けやすい性質を
持っているだけではなく、
海中に生えるコンブやワカメなどの海藻類が
光合成によりCO2を吸収してくれます。
陸地に生える植物が1年間で吸収するCO2は19億トンと
されている一方で、海に溶け込む量は年間25億トン。
つまり、海に溶け込んできた大量のCO2を
できるだけ海藻類の光合成により回収することが
大気中のCO2を効率よく削減できると認められ、
生まれたのがブルーカーボンです。
また、木々は枯れた後は菌類により分解され
CO2を徐々に発生させていきます。
生きているうちは光合成によりCO2を吸収しますが、
枯れてしまうと大気中にCO2を戻してしまうのです。
しかし、海藻類は枯れた後は海底に沈み
CO2を発生させずに有機物として海底に積もっていきます。
なので、木を植えるよりも海藻を育てる方が
結果としてCO2をより多く「除去」できるということです。
そして、島国である日本は浅瀬の海に囲まれており、
ブルーカーボンを大量に発行できる可能性があります。
ブルーカーボンは“高い”

カーボンクレジットはCO2を削減した証明書として、
各種類に応じて価格がつけられ取引がされています。
その中でもブルーカーボンは、CO2の貯蔵に優れていることから
価格が最も高い水準で付けられています。
そして、日本は海に囲まれた島国であり、
海藻類を育てることで大量のブルーカーボンを発行できる可能性があるのです。
また、これは遠い将来の話ではなく
すでに実用化も進んでいるクレジットです。
海運業を行う商船三井は運行中に発生するCO2を
ブルーカーボンによりオフセット(埋め合わせ)しています。
さらに、住友商事・東京ガス・セブンイレブンの3社も
このブルーカーボンをすでに入手済みで、
大手企業をはじめとして普及し出しているのです。
このように、カーボンクレジットの中でも
日本の特性や長所を生かしたものを発行することで
地球環境問題に取り組んでいます。
また、ブルーカーボンは“高く”売れるため
発行元は大きな利益を得ることが可能です。
日本は今後ブルーカーボンに関わる事業で
大きく利益を出す国になりえるかもしれません。
本日は以上です。
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